山川 世界史小辞典 改訂新版 「プジャード派」の解説
プジャード派(プジャードは)
Poujadiste
1955年中部フランスのロート県のピエール・プジャード(Pierre Poujade)という男が反税運動を起こし,1年間にフランスの全中小商業者120万のうちその約3分の2が会員となり,大きな政治勢力にまでのしあがった。56年1月の総選挙で政党として名乗りをあげ,一挙に52の議席を獲得したが,その後不正当選を理由に十数人が議席を奪われ,無政策や乱闘事件もあって勢力は衰退した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報