ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラティアーハーラ」の意味・わかりやすい解説 プラティアーハーラpratyāhāra インドのヨーガにおける修行法の一段階で,感覚の制御を目的とするもの。制感と訳される。インドでは古くから呼吸を整え,感覚を制して三昧の境地に入り,解脱に到達する修行法が盛んであった。5世紀のパタンジャリはこれらをまとめて『ヨーガ・スートラ』を著わしたが,そこで分類した8段階の修行法のうちの5番目に位置する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by