デジタル大辞泉 「入り」の意味・読み・例文・類語 いり【入り】 1 外から、ある場所や社会などにはいること。「仲間入り」「楽屋入り」2 ある物の中にはいっていること。また、その分量やはいりぐあい。「客の入りがいい」「ユズ入り豆腐」3 日や月がしずむこと。「日の入り」4 (「要り」とも書く)入用。入費。かかり。「物入り」5 収入。あがり。みいり。「入りが少ない」「入りのいい仕事」6 ある時期・期間などにはいる最初の日。はじまり。「彼岸の入り」「土用の入り」[類語](4)費用・掛かり・費ついえ・入いり目・入いり用・入用にゅうよう・入費にゅうひ・出費・用度・経費・実費・コスト・雑費/(5)収入・所得・入金・収益・実入り・稼ぎ・実収・現収・月収・年収・歳入・定収・インカム はいり〔はひり〕【入り/×這入り】 《動詞「はい(入)る」の連用形から》1 門から家までの所。はいいり。「見にと来る人だにもなしわがやどの―の柳下払へども」〈和泉式部集・上〉2 やっとはいれるくらい、きわめて狭いこと。「さらでだにいぶせき―の小屋」〈咄・醒睡笑・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「入り」の意味・読み・例文・類語 はいりはひり【入・這入】 〘 名詞 〙 ( 動詞「はいる(入)」の連用形の名詞化 )① はいること。はいいり。② 邸宅の入口。また、門から家までのところ。はいりぐち。はいいり。[初出の実例]「見にとくる人だにもなし我宿のはひりの柳下はらへども」(出典:和泉式部集(11C中)上)③ やっとはいるぐらいであること。きわめて狭いこと。また、そのところ。[初出の実例]「Fairino(ハイリノ) コヤ」(出典:日葡辞書(1603‐04)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by