プロミスキャスモード(読み)ぷろみすきゃすもーど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「プロミスキャスモード」の解説

プロミスキャスモード

NIC(Network Interface Card)で、ネットワークを流れるすべてのパケットを受信する特殊なモード通常のNICは、Ethernetフレームの宛先MACアドレスが自分と異なる場合には、自分宛ではないと判断してフレームを破棄する。しかし、プロミスキャスモードに設定しておけば、自分宛ではないフレームもすべて取り込める。スイッチが普及する以前のリピーターハブ環境では、フレームがすべてのホストに流れていたため、このモードをオンにするだけで容易にパケットキャプチャーができた。設定はドライバーレベルで行なうが、まれに不許可にしているベンダーもある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android