プロミスキャスモード(読み)ぷろみすきゃすもーど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「プロミスキャスモード」の解説

プロミスキャスモード

NIC(Network Interface Card)で、ネットワークを流れるすべてのパケットを受信する特殊なモード通常のNICは、Ethernetフレームの宛先MACアドレスが自分と異なる場合には、自分宛ではないと判断してフレームを破棄する。しかし、プロミスキャスモードに設定しておけば、自分宛ではないフレームもすべて取り込める。スイッチが普及する以前のリピーターハブ環境では、フレームがすべてのホストに流れていたため、このモードをオンにするだけで容易にパケットキャプチャーができた。設定はドライバーレベルで行なうが、まれに不許可にしているベンダーもある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android