ヘキサクロロフェン

化学辞典 第2版 「ヘキサクロロフェン」の解説

ヘキサクロロフェン
ヘキサクロロフェン
hexachlorophene

2,2′-methylenebis(3,4,6-trichlorophenol).C13H6Cl6O2(406.92).2,4,5-トリクロロフェノール2 mol とホルムアルデヒド1 mol を,硫酸の存在下で縮合して合成する.白~淡黄褐色の結晶性粉末.融点161~167 ℃.せっけんおよび皮膚消毒剤に殺菌剤として配合され,G-11,AT-7などの商品名で市販されている.フランスベビーパウダーに配合使用されたものが乳児に対して致死的な薬害を与えた.LD50 63 mg/kg および600 mg/kg(ラット経口および経皮).[CAS 70-30-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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