ベビーパウダー

デジタル大辞泉 「ベビーパウダー」の意味・読み・例文・類語

ベビー‐パウダー

《〈和〉baby+powder》あせもなどを防ぐために、乳幼児などの体につける粉状のもの。→汗知らず

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精選版 日本国語大辞典 「ベビーパウダー」の意味・読み・例文・類語

ベビー‐パウダー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] baby powder ) 乳幼児の皮膚を乾燥させ、あせも、かぶれを防ぐために使用する粉状のもの。天瓜粉(てんかふん)タルカムパウダーの類。あせしらず。
    1. [初出の実例]「ベビーパウダーを丹念にふってやる」(出典:誕生日(1977)〈津村節子〉)

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世界大百科事典(旧版)内のベビーパウダーの言及

【タルカム・パウダー】より

…香りに特色をもたせたものをパヒューム・パウダー,ダスティング・パウダー,ボディ・パウダーなどと呼んでいる。そのほか,防臭剤入りのデオドラント・パウダー,殺菌剤入りのフット・パウダー,乳幼児のあせも・ただれ予防に用いるベビー・パウダー(シッカロールは1916年に出された和光堂の商品名),アフターシェービング・パウダーがあるが,これらも基剤はタルカム・パウダーとほとんど変わらない。なお,カラスウリの粉を主とした天瓜(花)粉(てんかふん)や打粉(うちこ)も同種の化粧品で,いずれも江戸時代から使われていた。…

※「ベビーパウダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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