ヘンゲル(その他表記)Hengel, Martin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘンゲル」の意味・わかりやすい解説

ヘンゲル
Hengel, Martin

[生]1926.12.14. ロイトリンゲン
ドイツのプロテスタント神学者。新約聖書学者。テュービンゲンハイデルベルクの両大学で神学を学んだのち,ハイルブロンの教会牧師となり,1964年テュービンゲン大学助手。 66年教授資格論文で,前2世紀中頃までのパレスチナにおけるユダヤ教ヘレニズムの出会いを取扱いつつ,原始キリスト教成立の社会学的,宗教史的背景を明らかにしようとした。 68年エルランゲン大学教授,72年テュービンゲン大学で新約聖書学教授。主著は『イエス革命家であったか』 War Jesus Revolutionär? (1970) ,『ユダヤ人・ギリシア人・バルバロイ』 Juden,Griechen und Barbaren (76) ,"Die Zeloten,Untersuchungen zur jüdischen Freiheitsbewegung in der Zeit von Herodes I. bis 70 n. Chr." (61) ,"Judentum und Hellenismus,Studien zu ihrer Begegnung unter besonderer Berücksichtigung,Palästinas bis zur Mitte des 2. Jh. v. Chr." (69) ,"Der Sohn Gottes" (75) など。

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