普及版 字通 「ヘン・たかつき」の読み・字形・画数・意味
24画
[字訓] たかつき
[説文解字]
[字形] 形声
声符は邊(辺)(へん)。〔説文〕五上に「竹豆なり」とあり、籀文(ちゆうぶん)一字を録する。その字形はいわゆる曲の形に従い、金文の(ほ)はその形に従う。青銅器のはそのような竹器に起原するものであったらしく、のちにも竹器を用い、〔周礼、天官、人、注〕に「竹、豆の如きなり」という。〔詩、風、伐柯〕に「豆、踐(せん)たるり」とみえ、〔礼記、礼器〕に「天子の豆二十六、十六、侯十二」という記載がある。
[訓義]
1. たかつき、竹のたかつき。
2. 金文のも曲の形に従うが、その器は盤の形に似ている。竹器としてはその形の方がふさわしいようである。
[熟語]
筥▶・祭▶・筍▶・豆▶
[下接語]
・・羞・薦・豆
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報