20世紀西洋人名事典 「ヘンドリックコレイン」の解説
ヘンドリック コレイン
Hendrik Colijn
1869 - 1944
オランダの政治家。
元・オランダ首相。
別名Hendrikus。
オランダ領東インド諸島で陸軍士官として、ロンボク島の探検等をし、続いて東インド会社に勤務。帰国後、反革命党の下院議員となり、バタビア石油会社社長、アジア石油会社重役を兼任。1922年反革命党党首となり、蔵相を経て’25年から’26年第一次コレイン連立内閣を組織。’33年から’39年再び連立内閣を組織して、深刻な不況、ファシズムや共産主義の台頭に対処。第二次大戦下、ドイツ軍への抵抗を支持して、独ソ開戦時に占領軍により強制収容所へ送られそこで死亡。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報