ヘーベ(その他表記)Hebe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘーベ」の意味・わかりやすい解説

ヘーベ
Hebe

ゴマノハグサ科ヘーベ属の総称ニュージーランドを中心に,ニューギニア,南アメリカなどの温帯に 70~80種が分布する常緑低木。葉は単葉で対生,花は葉腋に単生または穂状,総状花序を形成する。栽培種の花は白色のほか,紫色あるいは紫紅色が多い。花穂が短い白花品種の`グリーンフラッシュ'や,長い花穂を葉腋から横向きにつける紫色や紫紅色の品種が鉢花として流通している。水はけと日当りのよい環境を好み,高温時の過湿に弱い。冬期はなるべく5℃以上に保つ。挿木で増殖できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む