ベイラー(その他表記)Baylor, Elgin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベイラー」の意味・わかりやすい解説

ベイラー
Baylor, Elgin

[生]1934.9.16. ワシントンD.C.
アメリカ合衆国のバスケットボール選手。バスケットボール界で屈指フォワードと評され,優雅なプレースタイルでシュートリバウンドを次々と決めた。シアトル大学在学中の 1958年,チームを全米選手権大会決勝に導き,自身は全米選抜チームに選ばれた。同 1958年,北米のプロバスケットボールリーグ,NBAのミネアポリス・レイカーズに入団,1959年最優秀新人賞を受賞。 14年間の現役生活で1試合平均 27.4得点,1961-62年シーズンには 38.2得点を上げた。 1960年1試合最多得点記録 71点を達成したが,1962年にウィルト・チェンバレンの 100得点に破られた。 1962年ボストン・セルティックスと対戦した NBAファイナルで 61得点を上げ,NBAファイナル1試合最多得点記録を達成したが,優勝は一度も経験できなかった。現役引退後,1974~79年にニューオーリンズ・ジャズの監督を務めた。 1986年ロサンゼルス・クリッパーズの球団副社長に就任,2006年にエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。 1977年ネイスミス記念バスケットボール殿堂入り。

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