ベニヒ(読み)ベニヒ(その他表記)Chamaecyparis formosensis; Formosan cypress

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベニヒ」の意味・わかりやすい解説

ベニヒ(紅檜)
ベニヒ
Chamaecyparis formosensis; Formosan cypress

ヒノキ科の常緑高木で,台湾原産。直立する巨木で,ときには幹が高さ 65mにもなる。樹皮ヒノキに近く,淡赤色大小の薄片に裂ける。枝と葉はサワラに似ている。葉は鱗片状で密生し,先はとがり,下面は灰褐色で中央に白溝がある。材は赤色を帯びた軽質材で,特に年輪が美しいため建築,土木細工物に広く用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のベニヒの言及

【ヒノキ(檜)】より

…今日でも伊勢神宮の遷宮にはとくに木曾からヒノキ材が運ばれる。一方で大材が得にくくなり,平安神宮や,薬師寺金堂の再建にはベニヒ材が台湾から求められた。柱や障子の桟などさまざまな建築部材,あるいはふろおけとして用いられるが,総檜造りの日本家屋は最高のぜいたくに属する。…

※「ベニヒ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む