ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベニヤミン」の意味・わかりやすい解説 ベニヤミンBinyāmin; Benjamin 旧約聖書の人物。ベンヤミンともいう。ヤコブとラケルの末子(創世記35・18)。父の命名で「わが右の手の子」の意。ベニヤミンの部族は一時勢威があったが,士師時代にほとんど滅びた。王国分裂に際してはユダとともに他の 10部族と分かれた。サウル王,パウロはこの部族の出身。シロの娘略奪は部族再興をはかった伝説。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by