ベネズエラ干渉

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ベネズエラ干渉」の解説

ベネズエラ干渉(ベネズエラかんしょう)

1899年に発足したベネズエラのシプリアーノ・カストロ政権は,内戦によって被害を受けた外国人資産の賠償を拒否したことから,1902年イギリス,ドイツイタリアがプエルト・カベリョとラ・グアイラの両港を封鎖する事件が起こり,国際裁判に発展した。アルゼンチンの外相ドラゴは,外国企業は受け入れ国の法を遵守すべきという同国の法学者カルボの考えに沿い債務取立てを理由とする武力行使は主権侵害である(ドラゴ条項)と批判した。アメリカの調停により,ベネズエラ側が事実上勝訴した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む