ラグアイラ(英語表記)La Guaira

デジタル大辞泉 「ラグアイラ」の意味・読み・例文・類語

ラ‐グアイラ(La Guaira)

ベネズエラ北部の港湾都市。バルガス州の州都カリブ海に面し、首都カラカス外港として建設され、同国随一の貿易港に発展付近海岸保養地として人気がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「ラグアイラ」の意味・わかりやすい解説

ラ・グアイラ
La Guaira

ベネズエラ北部,カリブ海にのぞむ同国第1の港湾都市。人口約2万。首都カラカスの外港として1577年に建設された。綿花,カカオ,コーヒーなどが輸出され,近年水産加工木材化学製品などの産業が発展している。カラカス市民の手ごろなリゾートセンターとして数年来開発が進んでいる。1812年F.ミランダがここで王党軍に降伏し,15年S.ボリーバルがここからジャマイカへ亡命した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラグアイラ」の意味・わかりやすい解説

ラグアイラ
La Guaira

ベネズエラ北部,連邦区北部の都市。首都カラカスの外港で,カラカスの北約 10kmにあり,カリブ海にのぞむ。 1577年建設の古い町であるが,暑い気候 (年平均気温約 27℃) と背後海岸山脈が迫り拡張余地がなかったことから,長い間発展がはばまれてきた。しかし,港湾施設の近代化,海浜保養地の開発,西方マイケティアの国際空港の建設などに伴って,近年次第に発展。現在同国の主要港として,外国貿易の約半分を取扱っている。カラカスとはトンネルを含む延長約 15kmの高速道路で連絡し,その大都市圏を構成する。人口2万 6669 (1990推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラグアイラ」の意味・わかりやすい解説

ラ・グアイラ
らぐあいら
La Guaira

南アメリカ北部、ベネズエラ北部のカリブ海沿岸にある港湾都市。人口2万6600(2003推計)。首都カラカスの外港として建設された人工港で、ベネズエラ第二の貿易港である。同国中部の農産物が積み出され、年間100万トン以上の貨物を扱う。カラカスから13キロメートルの距離にあり、付近に海浜保養施設が多いため、首都の休日保養地となっている。

[山本正三]

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百科事典マイペディア 「ラグアイラ」の意味・わかりやすい解説

ラ・グアイラ

ベネズエラ北部,カリブ海岸の港湾都市。首都カラカスの外港として,1577年に建設。ベネズエラ第1の港ですぐれた施設をもつ。近郊は海岸が美しく,カラカス市民のリゾート・センターになっている。25万5310人(1985)。

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