ベルギー王立美術館(読み)ベルギーおうりつびじゅつかん(その他表記)Musées royaux des Beaux-Arts de Belgique

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルギー王立美術館」の意味・わかりやすい解説

ベルギー王立美術館
ベルギーおうりつびじゅつかん
Musées royaux des Beaux-Arts de Belgique

ベルギーの首都ブリュッセルにある,ベルギー最大の王立美術館。フランスの占領時代にパリルーブル美術館分館として創立されたが,ナポレオン1世の失脚後,ブリュッセル市の所管となり,ベルギーの独立に伴って 1842年王立となった。ペーテル・パウル・ルーベンスをはじめとする 15~18世紀のフランドルの数多くの絵画彫刻を所蔵する古典美術館,18世紀から現代までのベルギーの美術作品を主として陳列する近代美術館(1984開館),19世紀末を専門とする世紀末美術館(2013開館)などからなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android