ベルナルドベルトルッチ(英語表記)Bernardo Bertolucci

現代外国人名録2016 「ベルナルドベルトルッチ」の解説

ベルナルド ベルトルッチ
Bernardo Bertolucci

職業・肩書
映画監督

国籍
イタリア

生年月日
1940年3月16日

出生地
パルマ

学歴
ローマ大学中退

受賞
アカデミー賞監督賞(第60回,1987年度)〔1988年〕「ラストエンペラー」,ヴィアレッジョ文学賞新人賞〔1962年〕「謎を求めて」,ヨーロッパ映画賞〔1988年〕「ラストエンペラー」,ベネチア国際映画祭名誉金獅子賞〔2007年〕,カンヌ国際映画祭名誉パルムドール〔2011年〕

経歴
父親と同じく詩人を志し、1962年21歳で処女詩集「謎を求めて」でヴィアレッジョ文学賞新人賞受賞。一方、詩的表現手段として映画に関心を抱き、’61年詩壇の先輩パゾリーニの処女映画「乞食」の完成に協力、’62年にはパゾリーニの脚本による「殺し」で自ら監督デビューした。その後「革命前夜」(’64年)、「Partner」(’68年)、「暗殺オペラ」(’70年)、「暗殺の森」(’70年)などの社会派的作品、大胆な性描写で物議を醸した「ラストタンゴ・イン・パリ」(’72年)、ファシズムの時代を背景にした「1900年」(’76年)、「ルナ」(’79年)などを監督。’88年には中国の壮大な歴史を扱った「ラストエンペラー」(’87年)でアカデミー賞監督賞はじめ9部門で受賞。他の作品に「ある愚か者の悲劇」(’81年)、「シェルタリング・スカイ」(’89年)、「リトル・ブッダ」(’93年)、「魅せられて」(’95年)、「シャンドライの恋」(’98年)、「10ミニッツ・オルダー イデアの森」(2002年)、「ドリーマーズ」(2003年)、「孤独な天使たち」(2012年)など。2000年1月「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の完全無修正版が日本で初公開された。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「ベルナルドベルトルッチ」の解説

ベルナルド・ベルトルッチ

映画監督。1941年3月16日、イタリア・パルマ生まれ。同国の映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975年)の助監督を経て、62年に監督デビュー。72年公開の「ラストタンゴ・イン・パリ」は、過激な性描写で物議を醸しながらも高い評価を受けた。中国の清王朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀生涯を描き、坂本龍一が音楽を担当した87年公開の「ラストエンペラー」では、米アカデミー賞の作品賞、監督賞、作曲賞など9部門を受賞した。その他の主な代表作に「暗殺の森」(1970年)、「1900年」(76年)などがある。2011年にはフランスのカンヌ国際映画祭で名誉賞「パルムドールドヌール」に選ばれた。18年11月26日、死去。享年77。

(2018-12-4)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

367日誕生日大事典 「ベルナルドベルトルッチ」の解説

ベルナルド ベルトルッチ

生年月日:1941年3月16日
イタリアの映画監督

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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