ベルヒテスガーデン(その他表記)Berchtesgaden

関連語 アドルフ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルヒテスガーデン」の意味・わかりやすい解説

ベルヒテスガーデン
Berchtesgaden

ドイツ南東部,バイエルン州の町。ザルツブルクの南約 20kmのアルプス北側山中に位置し,三方をオーストリア領に囲まれる。 12世紀初めに建設,その後岩塩が発見されたため,町は数世紀もの間ザルツブルクとハライン両市の紛争の的となった。 1300年以降はアウグスチノ会修道院領として推移し,1810年バイエルン領となった。修道院長の館 (現博物館) ,古い岩塩鉱山などがある。ヒトラーの山荘があったオーバーザルツベルクへはケーブルカーが通じる。南方にはケーニヒ湖があり,その観光基地としても知られる。人口 7775 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android