現代外国人名録2016 の解説
ベンカトラマン ラマクリシュナン
Venkatraman Ramakrishnan
- 職業・肩書
- 結晶学者,構造生物学者 MRC分子生物学研究所グループリーダー
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1952年
- 出生地
- インド・タミール・ナドゥ州チダンバラム
- 学歴
- マハーラージャー・サヤジーラーオ大学〔1971年〕卒
- 学位
- 博士号(オハイオ大学)〔1976年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔2009年〕,ルイ・ジャンテ賞〔2007年〕
- 経歴
- 1976年オハイオ大学で物理学の博士号を取得後、カリフォルニア大学サンディエゴ校で生物学を学ぶ。’78〜82年エール大学、’83〜95年ブルックヘブン国立研究所を経て、’95〜99年ユタ大学教授。’99年より英国のMRC分子生物学研究所グループリーダー。生物の生命の維持に欠かせない細胞内にあるリボソームを研究、リボソームの結晶にX線を当てて結晶内部の原子配列を決める手法を駆使して、リボソームの各部品の構造と機能を解明した。2009年トーマス・スタイツ、アダ・ヨナットとともにノーベル化学賞を受賞した。ナイト爵位を叙せられる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報