ぺてん師の生涯(読み)ぺてんしのしょうがい(その他表記)La vida del Buscón

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ぺてん師の生涯」の意味・わかりやすい解説

ぺてん師の生涯
ぺてんしのしょうがい
La vida del Buscón

スペインの詩人,小説家ケベド・イ・ビリエガスの小説。 1626年刊。『大悪党』ともいう。詳しくは『放浪児の手本にして悪党の鏡,ドン・パブロスなるぺてん師の生涯』 Historia de la vida del buscón,llamado Don Pablos,ejemplo de vagabundos y espejo de tacaños。悪者小説を代表する作品。当時のスペイン社会の加速度的な退廃と作者の徹底的な人間不信を反映して,すべてがデフォルメされた戯画的なグロテスクの世界を現出している。

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