大学事典 「ペルピニャン大学」の解説
ペルピニャン大学[フランス]
ペルピニャンだいがく
フランス南部,オクシタニー地域圏にあるピレネー・オリエンタル県ペルピニャン市にある。1350年,アラゴン王のペドロ4世が創設したのに始まるといわれる。14世紀末までには医学・法学・神学・自由学芸の学問分野を有していた。現在の大学は1971年に設立された大学センターを基盤とし,理事会によって管理され,理事会が選んだ学長によって運営されていた。財政や管理,教育上の自治を得たのは1979年のことである。文学・人文科学,精密科学・実験科学,法学・経済学の三つの教育研究単位(UFR)で構成され,ほかに経営・管理研究所,フランス・カタルーニャ友好研究所および技術短期大学部(IUT)の三つの教育研究機関がある。学生数8945(2015/16年)。
著者: 高橋洋行
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報