ほうおう座(読み)ほうおうざ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ほうおう座」の意味・わかりやすい解説

ほうおう座
ほうおうざ / 鳳凰座

晩秋の宵、南の地平線上に姿をみせる星座。東京付近緯度では北半分を、沖縄付近なら全景を見ることができる。この付近には明るい星が少ないので、2等のα(アルファ)星は、視界の開けた場所なら意外とよく目につく。17世紀のドイツの天文家ヨハン・バイヤーJohann Bayer(1572―1625)が、その星図の中に含めた12の新星座の一つで、古代ギリシアなどでその存在が信じられていた不死鳥フェニックスのことである。

[藤井 旭]

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