普及版 字通 の解説

17画
[字訓] ふくろ・つつむ
[説文解字]

[甲骨文]

[字形] 形声
声符は缶(ふ)。声符を除いた字形は東。東は
(ふくろ)の上下を結んだ形で
(たく)の初文。東が方位の字に専用されて、声符を加えて
が作られた。
も缶の部分が声符。〔説文〕六下に「
の張大なる皃なり」とあり、字形を「
(こん)の省に從ひ、
(たう)の省聲」とするが、東に缶声を加えたものである。〔石鼓文、
石〕に「可(なに)を以てか之れを
(つつ)まん 隹(こ)れ楊と柳と」と動詞に用いる。金文に「
(きようはう)」という語があり、きびしく税を取ることをいう。[訓義]
1. ふくろ、ふくろのふくらんださま。
2. つつむ、つつみこむ。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

