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石鼓文 せっこぶんShi-gu-wen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石鼓文
せっこぶん
Shi-gu-wen

中国陝西省宝鶏県で初唐に 10個発見された碣 (かつ) の一種に刻された文字。石鼓の形はまんじゅう形で,もと 700字以上あったといわれるが,現存するものは 272字である。前5世紀頃,でつくられたと考えられ,現在北京の故宮博物院にあるという。以前は周の宣王が狩りのとき功臣に与えたものともいわれたが,現在ではその説を支持する人は少い。

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デジタル大辞泉の解説

せっこ‐ぶん〔セキコ‐〕【石鼓文】

中国最古刻石戦国時代のものとされ、太鼓形の10個の石に秦篆(しんてん)に近い文字が刻まれている。北京の故宮博物院蔵。

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百科事典マイペディアの解説

石鼓文【せっこぶん】

中国に現存する最古の石刻文。10個の太鼓状の石(高さ約90cm,直径約60cm)に刻してあるため,この名がある。製作年代は諸説あるが,戦国時代の秦で作られたとの説が有力。

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世界大百科事典 第2版の解説

せっこぶん【石鼓文 Shí gǔ wén】

中国に現存する最古の石刻文。唐初に陳倉(現,陝西省宝鶏市)で10個が発見され,高さ約90cm,直径約60cmの鼓形の石に刻まれているところから,この名がおこった。字体小篆(しようてん)よりやや繁雑で,《説文解字》にのせる籀文(ちゆうぶん)に近い。内容は《詩経》に似た四字句の韻文で,現存する部分には狩猟をうたったものが多い。その製作時期については異説が多いが,戦国時代の秦でつくられたとするのが有力である。

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