化学辞典 第2版 「ホスホン酸トリエチル」の解説
ホスホン酸トリエチル
ホスホンサントリエチル
triethyl phosphonate
C6H15O3P(166.16).(C2H5O)3P.亜リン酸トリエチル,トリエチルホスファイトともいう.三塩化リンとエタノールまたはエトキシドとを反応させると得られる.特有の臭気を有する無色の液体.沸点156 ℃,57~58 ℃(2.13 kPa).0.969.1.413.エタノール,エーテルに可溶,水に難溶.アルキル化試薬,脱酸素,脱硫黄試薬,殺虫剤合成中間体として使用される.高分子安定剤にも用いられる.[CAS 122-52-1]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報