最新 地学事典 「ホミライト」の解説
ホミライト
homilite
化学組成Ca2Fe2+B2Si2O10の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a0.967nm, b0.757, c0.474, β90°22′,単位格子中4分子含む。暗褐色~黒色,ガラス光沢。条痕褐色。劈開なし。硬度5,比重3.37。光学的二軸性正, 2V80°, 屈折率α1.715, β1.725, γ1.738。放射性元素を含まないが,放射性鉱物にみられるようなメタミクト現象を起こし,加熱処理によって再結晶する。ノルウェーのLangesundfjordのペグマタイト中に発見,ギリシア語の共生を意味する。類似の外観をもつ共生鉱物メリファナイトとの密接な共存関係に由来。
執筆者:加藤 昭・吉井 守正
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

