改訂新版 世界大百科事典 「ホモアンテセソール」の意味・わかりやすい解説 ホモ・アンテセソールHomo antecessor スペインのアタプエルカAtapuerca洞窟群のグラン・ドリナGran Dolina洞窟からデ・カストロB.de Castroたちによって発見された80万年ほど前の未成年の部分骨格化石につけられた種名。模式標本は,その部分骨格(ATD 6-5)。アンテセソールは祖先,開拓者という意味。発見者たちは上顎骨の形態がホモ・サピエンスと似ていると主張しているが,ホモ・エレクトスに含まれるという見解も多い。→アタプエルカ →ホモ・エレクトス執筆者:馬場 悠男 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by