ホルトバージ(その他表記)Hortobágy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホルトバージ」の意味・わかりやすい解説

ホルトバージ
Hortobágy

ハンガリー東部のティサ川とデブレツェン市との間に広がる乾燥したプスタ (牧草地) 地帯面積約 2000km2。古くは若干集落があったが,16~17世紀のオスマン帝国占領時代に荒廃した。運河開削によってしだいに耕地化が進められているが,一部ではまだ放牧が行なわれている。夏季に現れる蜃気楼は有名。ホルトバージ国立公園として整備されており,1999年世界遺産の文化遺産に登録された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android