ホワルダイト(読み)ほわるだいと

最新 地学事典 「ホワルダイト」の解説

ホワルダイト

howardites

HED隕石の一つ。主にユークライトダイオジェナイト岩石片からなるポリミクト角れき岩である。430個以上が報告されている。少量の炭素質コンドライトや金属鉄などの外来岩片を含むことがある。母天体表層の衝突によって岩石が破砕混合固結して形成された。ホワルダイトには,太陽風起源の希ガスやマイクロクレーターが形成された破片を含むものもある。これらは小惑星の最表面に存在したレゴリス角れき岩であるとされる。

執筆者:

参照項目:HED隕石
参照項目:ダイオジェナイト
参照項目:ユークライト

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 山口

世界大百科事典(旧版)内のホワルダイトの言及

【隕石】より

…Oコンドライトは形成後の熱変成の度合の低い方から高い方へ1より6の番号を付け,これをH,L,LLの後につけてH6というふうに分類される。エコンドライトは,ほとんどエンスタタイト(MgSiO3)のみよりなるオーブライト,玄武岩質の岩石に似ているユークライト,ホワルダイトおよびダイオジェナイト,ユレイライトなどに細分される。メソシデライトとパラサイトは石鉄隕石のおもなものである。…

【エコンドライト】より

…( )内の数字は非南極隕石中の個数。オーブライトaubrite(9),ユレイライトureilite(6),ダイオジェナイトdiogenite(8),ホワルダイトhowardite(19),ユークライトeucrite(24),シャーゴッタイトshergottite(2),ナクライトnakhlite(3),シャシナイトchassignite(2),アングライトangrite(1),その他(7)。真の結晶質の組織を保っているものは少なく,母天体上での隕石衝突により破砕,混合された角レキ岩的組織を示す。…

※「ホワルダイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む