HED meteorites
ホワルダイト(howardite),ユークライト(eucrite),ダイオジェナイト(diogenite)の頭文字をとった隕石名。分化した隕石に属するこれらは成因的に関連し,一つのホワルダイト母天体での一連の火成活動によって形成と考えられている。ユークライトはごく表層の岩石,ダイオジェナイトは深部相を代表。ホワルダイトは両者がいろいろな割合に混合した角礫岩。最近はエイチイーディー隕石ということが多い。
執筆者:矢内 桂三
HED meteorites
ホワルダイト,ユークライト,ダイオジェナイトの頭文字をとってHED隕石と呼ぶ(以前は,ヘッド隕石と呼ばれていた)。分化エコンドライトの中で最大のグループであり,同一母天体起源の地殻を構成していたとされる。ユークライトは玄武岩,ダイオジェナイトは主に輝石からなる集積岩である。ホワルダイトは,主にユークライトとダイオジェナイトからなるポリミクト角れき岩である。母天体は小惑星ベスタだと考えられている。
執筆者:山口 亮・矢内 桂三
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...