ダイオジェナイト(読み)だいおじぇないと

最新 地学事典 「ダイオジェナイト」の解説

ダイオジェナイト

diogenites

HED隕石の一つである。主に直方輝石からなる。590個以上が報告されている。かんらん石や斜長石,さらに,少量のシリカ鉱物やクロマイト,自然ニッケル鉄を含むものもある。ダイオジェナイトは,ユークライトとともに母天体の地殻を構成していたと考えられる。ユークライトとダイオジェナイトの成因的関係については,いまだに議論がある。また,ダイオジェナイトの成因も複数あると考えられている。ほとんどは角れき岩である。

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参照項目:HED隕石
参照項目:ユークライト

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のダイオジェナイトの言及

【隕石】より

…Oコンドライトは形成後の熱変成の度合の低い方から高い方へ1より6の番号を付け,これをH,L,LLの後につけてH6というふうに分類される。エコンドライトは,ほとんどエンスタタイト(MgSiO3)のみよりなるオーブライト,玄武岩質の岩石に似ているユークライト,ホワルダイトおよびダイオジェナイト,ユレイライトなどに細分される。メソシデライトとパラサイトは石鉄隕石のおもなものである。…

【エコンドライト】より

…( )内の数字は非南極隕石中の個数。オーブライトaubrite(9),ユレイライトureilite(6),ダイオジェナイトdiogenite(8),ホワルダイトhowardite(19),ユークライトeucrite(24),シャーゴッタイトshergottite(2),ナクライトnakhlite(3),シャシナイトchassignite(2),アングライトangrite(1),その他(7)。真の結晶質の組織を保っているものは少なく,母天体上での隕石衝突により破砕,混合された角レキ岩的組織を示す。…

※「ダイオジェナイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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