ホータン市(読み)ホータン(その他表記)Hotan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホータン市」の意味・わかりやすい解説

ホータン(和田)〔市〕
ホータン
Hotan

中国西北地方,シンチヤン (新疆) ウイグル (維吾爾) 自治区南部の市。ホータン地区の行政中心地がある。南部はクンルン (崑崙) 山脈,北部はタクラマカン (塔克拉瑪干) 砂漠が占める。ユルンカシュ (玉竜喀什) 川とカラカシュ (喀拉喀什) 川が北流し,ホータン川となって砂漠に消える。中心地域は両川にはさまれた山麓のオアシスで,漢代からは于 闐 (和 闐) 国 (→ホータン国 ) が栄え,また中国と西アジアを結ぶ西域南道の要衝であった。「崑崙の玉」と呼ばれる軟玉と薄絹織物の産地としても広く知られた。オアシスではコムギの栽培と養蚕が盛ん。発電所もあり,伝統的な絹織物,絨毯などのほか製鋼,農機具,食品加工などの工場が立地する。人口 13万 9605 (1990) 。

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