ボエーゼン(読み)ぼえーぜん(その他表記)Hjalmar Hjorth Boyesen

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボエーゼン」の意味・わかりやすい解説

ボエーゼン
ぼえーぜん
Hjalmar Hjorth Boyesen
(1848―1895)

アメリカ小説家教育者ノルウェーに生まれ、オスロ大学卒業後、1869年アメリカに移住シカゴのノルウェー人向け週刊紙の編集者を務めたのち、コーネル大学コロンビア大学のドイツ語教授となり、その間、ハウェルズ知遇を得て小説に打ち込む。代表作はノルウェーの農民生活を写実的に描いた長編小説『ギュンナー』(1874)。

[井上謙治]

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