ボゴモロフ(読み)ぼごもろふ(その他表記)Владимир Осипович Богомолов/Vladimir Osipovich Bogomolov

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボゴモロフ」の意味・わかりやすい解説

ボゴモロフ
ぼごもろふ
Владимир Осипович Богомолов/Vladimir Osipovich Bogomolov
(1926―2003)

ロシア作家。18歳で戦争に参加した体験をもとに叙情的な筆致で戦争の真実を描いた中編イワン』(1957)は、タルコフスキーにより映画化されて国際的反響をよぶ(映画原題『イワンの少年時代』1962、邦画名『僕の村は戦場だった』)。『ゾーシャ』(1963)も映画化された。ほか短編『わが心の痛み』(1965)、長編『44年8月』(1974)などがある。

[中本信幸]

『中里迪弥訳『ぼくの村は戦場だった』(「新しいソビエトの文学 第2」所収・1967・勁草書房)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 文学 ぼく

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む