ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボロベン高原」の意味・わかりやすい解説 ボロベン高原ボロベンこうげんPlateau des Bolovens ラオス南部,パークセーの東方に広がる高原。西のメコン川と東のアンナン山脈にはさまれて位置し,平均標高 1100m,最高点は 1500mをこえる。夏に南西から吹く季節風の影響を直接受けるため降水量が多く,年間 4000mmに上り,ラオスで最も雨が多い地方となっている。玄武岩の溶岩流から成る高原で,土壌は肥沃であるが,大部分が未開発で,低木や丈の高い雑草におおわれている。中心集落パクソンには実験農場がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by