最新 地学事典 「ボロン交代作用」の解説
ボロンこうたいさよう
ボロン交代作用
boron metasomatism
花崗岩や花崗閃緑岩岩体の周辺にボロン(ホウ素)を含む鉱物(電気石・斧石・ダトー石・ダンブリ石など)の濃集する作用。英国南西部Cornwall地方の花崗岩の周辺やその内部に典型的に発達。気成変質を伴い,花崗岩の自変成作用として現れる。極端な場合には電気石石英岩となる。泥質変成岩類の中にみられる少量の電気石などは,海成堆積岩中に含まれていたもので,添加されたものではない。しかし塩基性変成岩中のボロン鉱物は,変成作用中に添加されたものと考えられる。
執筆者:小林 英夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

