ボロン

デジタル大辞泉 「ボロン」の意味・読み・例文・類語

ボロン(boron)

硼素ほうそ
タングステンの極細線に硼素を付着させた物質強度剛性にすぐれ、航空機の可動翼や水平安定板ゴルフシャフト、釣りざおなどに使用

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精選版 日本国語大辞典 「ボロン」の意味・読み・例文・類語

ぼろん

  1. 〘 副詞 〙
  2. ぼろおん
    1. [初出の実例]「ぼろんぼろん橋の下のせうぶもいふて」(出典:虎寛本狂言・蟹山伏(室町末‐近世初))
  3. 弦楽器の弦を弾いたときに出る音を表わす語。
    1. [初出の実例]「ボロンボロンボロンと三重音のリフレインをつける」(出典:伸子(1924‐26)〈宮本百合子〉四)

ボロン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] boron )
  2. 硼素(ほうそ)。〔原子力(1950)〕
  3. タングステンの極細線に硼素を付着させた物質。強度・剛性にすぐれ、航空機の可動翼や水平安定板、ゴルフクラブのシャフト、釣り竿などに使用。〔十年後(1983)〕

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