精選版 日本国語大辞典 「ぽこん」の意味・読み・例文・類語 ぽこん 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① 中空なものをたたいたときの音を表わす語。[初出の実例]「ぽこんと短い響きがしたと思うと」(出典:雁の寺(1961)〈水上勉〉一)② 物が急に現われたり、消えて穴が開いたり、くぼんだりするさまを表わす語。[初出の実例]「脹脛(ふくらはぎ)がだるく、指頭で圧すと向脛がぽこんと凹むだ」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例