ポルトガル,1976年憲法(その他表記)Constituição de 1976

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

ポルトガル,1976年憲法(ポルトガル,せんきゅうひゃくななじゅうろくねんけんぽう)
Constituição de 1976

全体主義的体制の崩壊後に制定された憲法。1976年4月2日公布。国民主権三権分立,直接選挙表現の自由,男女同権といった近代西欧諸国の憲法と共通する規定ほか,「国軍運動」の歴史的意義強調,「社会主義社会への移行」をうたって生産手段国有化農地改革などの急進的内容を規定。76年の民政移管ののち,数度にわたる改正をへて急進的条項は削除された。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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