20世紀西洋人名事典 「ポールシュメトフ」の解説
ポール シュメトフ
Paul Chemetov
1928 -
建築家。
国立土木工学校建築教授。
パリ生まれ。
エコール・デ・ボザール卒業後、1961年から都市計画家のJ.アレグレが代表を務める都市建築アトリエ(AUA)に所属する。’77年国立土木工学校において建築教授に就任し、’79年からは政府の「建設計画」委員を務めている。’80年アルディザナル的工法を用いたパンタンの高層住宅で建築家大賞を受賞。以後、ユイドロブや若手建築家らと共同で、国内のコンペを獲得したほか、政府関連の大型施設の設計を手がける。作品は他に「フランス共産党会館」(O.ニーマイヤーとの共同)、「ニューデリ仏大使館」「グルノーブルの集合住宅」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報