図書館情報学用語辞典 第5版 「マイクロ資料」の解説 マイクロ資料 本や雑誌のページ,地図や設計図などの平面資料を写真技術により縮小した資料で,内容を肉眼で読み取ることはできない.マイクロ形態資料ともいう.形態的には,マイクロフィルム,マイクロフィッシュ,マイクロオペークがある.情報を取り出すためには,マイクロ資料リーダーと呼ばれる画像拡大装置が必要となる.マイクロ資料は,スペースの節約に加え優れたコスト効果と利用効果においても評価され,保存メディアとしても評価が定着し,情報の生産,流通,保存に重要な位置を占めてきた.しかし,コンピュータの画像処理技術と蓄積メディアの発展に伴って,検索にも優れた画像データベースシステムへと移行した. 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by