現代外国人名録2016 の解説
マイケル ティルソン・トーマス
Michael Tilson-Thomas
- 職業・肩書
- 指揮者 サンフランシスコ交響楽団音楽監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1944年12月21日
- 出生地
- カリフォルニア州ロサンゼルス・ハリウッド
- 学歴
- 南カリフォルニア大学卒
- 受賞
- クーセヴィツキー賞〔1968年〕,PMFレナード・バーンスタイン賞(第1回)〔1992年〕,レコード・アカデミー賞(管弦楽部門)(日本)〔1999年〕
- 経歴
- 10歳からピアノを学ぶ。大学では鉱物学・生化学を専攻、同時に音楽家養成コースに進み、音楽理論・指揮法をインガルフ・ダール、ピアノをジョン・クラウンに師事した。1965年からピアティゴルスキーのマスタークラスで室内楽を学び、またカリフォルニア州オーハイやバイロイトの音楽祭で副指揮者を務め、’68年タングルウッドでスタンリー・シルヴァマンのオカルト・オペラ「エレファント・ステップス」を初演してクーセヴィツキー賞を受賞。’69年ボストン交響楽団副指揮者に就任。’70年同楽団のアソシエイト・コンダクターに指名され、同年から’71年にかけて同楽団を率いて欧米各地を楽旅。’71〜79年バッファロー・フィルハーモニー音楽監督。’75年からボストン交響楽団首席客演指揮者。’81〜85年ロサンゼルス・フィル首席客演指揮者。’88年アバドの後任としてロンドン交響楽団首席指揮者に就任、’89年・’90年・’92年同楽団を率いて来日。’88年2月より優秀な音楽家育成のためのオーケストラ、ニューワールド交響楽団(マイアミ)の音楽監督も兼任。古典から現代曲まで幅広いレパートリーをこなす。’90年ボストン響副主席、’95年サンフランシスコ交響楽団音楽監督に就任。’91年には「アンネ・フランクの日記より」で作曲家としてもデビュー。’90年〜2000年毎年夏に札幌で開催されるパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)の芸術監督を務めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報