現代外国人名録2016 「マイケルビック」の解説
マイケル ビック
Michael Vick
- 職業・肩書
- プロフットボール選手(スティーラーズ・QB)
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1980年6月26日
- 出生地
- バージニア州
- 学歴
- バージニア工科大学(社会学)
- 受賞
- NFLカムバック賞〔2010年〕
- 経歴
- バージニア工科大学では1202ヤードを走り、同大クォーターバック(QB)史上2人目の1000ヤード突破を達成。大学2年でプロ入りを宣言。2001年NFLのドラフト全体1位指名でファルコンズに入団。アフリカ系米国人のQBで全体1位指名を受けたのは、NFLが現在の形になった1970年以降で初めてのことだった。6年6200万ドル(当時約76億円)は新人史上最高の契約額となった。卓越したパスセンスと走力で、2002年シーズンからエースQBに定着し、12月の対バイキングス戦ではNFL史上最多の1試合173ヤードをマーク、同季プレーオフ出場の立て役者となる。2003年は右足首骨折のため不調だったが、2004年はチームのNFC南地区優勝に貢献。同年シーズン終了後、NFL史上最高額の10年総額1億3000万ドル(当時約136億5000万円)で再契約を結ぶ。2006年12月NFLのQBとして史上初めてシーズンのラン獲得1000ヤードを達成した。2007年違法とされる闘犬賭博に関与したとして起訴され、2年間収監される。2009年5月に出所後、イーグルスと契約。同年12月の古巣ファルコンズとの試合で、3年ぶりにタッチダウン(TD)パスを決めた。復帰2シーズン目の途中からエースQBに起用されると、チームをNFC東地区優勝に導いた。2011年8月には6年1億ドル(約80億円)の大型契約を結んだが、9月右手を骨折。2014年ジェッツ、2015年スティーラーズに移籍。プロボウル選出4回。183センチ、98キロ。左利き。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報