マイスペース(読み)まいすぺーす(その他表記)MySpace

デジタル大辞泉 「マイスペース」の意味・読み・例文・類語

マイスペース(MySpace)

米国の代表的なSNSソーシャルネットワーキングサービス)の一。2003年設立のマイスペース社が運営。2007年より日本語版サービス開始。音声ファイルや動画ファイルを公開するサービスをいち早く手がけ、プロ・アマチュアを問わず多くミュージシャンや音楽ファンらが参加したことで人気を集めた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 朝日新書

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マイスペース」の意味・わかりやすい解説

マイスペース
まいすぺーす
MySpace

2004年1月にアメリカでスタートしたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。2003年7月に設立されたMySpace社が運営。招待制ではないため、だれでも参加できる。2008年には登録ユーザー数が2億を超えた。

 マイスペースの登録方法には、ユーザーとアーティストの2種類がある。ユーザーは、プロフィールページ、ブログ、ユーザー間の交流の場であるグループ、画像などの公開、メールの送受信などのサービスを利用できる。

 アーティスト登録したアーティストやクリエイターは自分のプロフィールページを公開したり、楽曲をアップロードすることで、プロモーションを行うことができる。ユーザーは、それらを通じてコミュニケーションをとることもできる。なおプロフィールは非会員でも閲覧が可能である。

 2008年時点で20以上の国と地域で展開しており、日本でもソフトバンクが協力して2006年(平成18)からサービスをスタートした。日本の独自サービスとして、携帯端末向けのMySpaceモバイルがある。

[黒川武広]

『原田和英著『巨大人脈SNSのチカラ』(朝日新書)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android