まき・まけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「まき・まけ」の意味・わかりやすい解説

まき・まけ

父系出自中心とする家関係,すなわち本家分家の集団である同族を表わす古くからの呼称地方によって呼び方は,ヒッケ,カブウラ,ミマキ,テマキ,オヤグマキ,ウカラ,ハチジなどとさまざまであるが,マキが最も一般的である。本質的には家の系譜であり,同族神を祀り,墓地共同にし,互助的機能を果す結合関係である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android