改訂新版 世界大百科事典 「マクシミヌスダイア」の意味・わかりやすい解説
マクシミヌス・ダイア
Gaius Galerius Valerius Maximinus Daia
生没年:?-313
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…マクセンティウスの父で引退の身のマクシミアヌスが復位を宣言してコンスタンティヌスに接近し,娘ファウスタを彼の妻とし,マクシミアヌス父子との結びつきは一時強まった。308年ガレリウスはリキニウスを正帝とし,依然として副帝の地位に据えおかれたコンスタンティヌスは同じ境遇の東方副帝マクシミヌス・ダイアとともにこの措置に不快の念を示し,おそらく310年中には自ら正帝と称するにいたった。そしてこの間彼はライン国境でフランク,アラマンニ人を撃退し,さらにマクセンティウスと不和になってガリアに逃れてきていたマクシミアヌスをマッシリアで殺し,マクセンティウスとも敵対関係に入ってゆく。…
※「マクシミヌスダイア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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