マクシーモワ(その他表記)Maksimova, Ekaterina Sergeevna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクシーモワ」の意味・わかりやすい解説

マクシーモワ
Maksimova, Ekaterina Sergeevna

[生]1939.2.1. モスクワ
[没]2009.4.28. モスクワ
ロシアのバレリーナ。ボリショイ・バレエ学校に学び,1958年卒業と同時にボリショイ・バレエ団入団,すぐに最も注目される踊り手となり,『石の花』のカテリーナ,『森の詩』のマフカ,『ドン・キホーテ』のキトリなどを演じた。ガリーナ・ウラノワ特訓を受け,『ジゼル』のタイトルロールで名声を高め,『くるみ割り人形』の主役マーシャとともにあたり役となる。1964年バルナ国際バレエ・コンクールでゴールドメダル受賞,また,このときグランプリを受賞したウラジーミル・ワシリエフと結婚。2人のコンビは長く世界バレエ界のトップの座に君臨した。1973年ソビエト連邦人民芸術家の称号を受ける。同 1973年初来日した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android