ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクシーモワ」の意味・わかりやすい解説
マクシーモワ
Maksimova, Ekaterina Sergeevna
[没]2009.4.28. モスクワ
ロシアのバレリーナ。ボリショイ・バレエ学校に学び,1958年卒業と同時にボリショイ・バレエ団に入団,すぐに最も注目される踊り手となり,『石の花』のカテリーナ,『森の詩』のマフカ,『ドン・キホーテ』のキトリなどを演じた。ガリーナ・ウラノワの特訓を受け,『ジゼル』のタイトルロールで名声を高め,『くるみ割り人形』の主役マーシャとともにあたり役となる。1964年バルナ国際バレエ・コンクールでゴールドメダル受賞,また,このときグランプリを受賞したウラジーミル・ワシリエフと結婚。2人のコンビは長く世界バレエ界のトップの座に君臨した。1973年ソビエト連邦人民芸術家の称号を受ける。同 1973年初来日した。
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