マクスウェル‐ヘルツの電磁方程式(読み)まくすうぇるへるつのでんじほうていしき

法則の辞典 の解説

マクスウェル‐ヘルツの電磁方程式【Maxwell-Hertz electromagnetic equations】

電磁場古典論基礎となる方程式である.有理化MKS単位系(SI単位系)を使うなら次のようになる.

ここで H は磁場強度,D電磁誘導J は電流密度,E は電場強度,B磁気誘導ρ電荷密度t は時間である.

これをもと横波電磁波存在が導かれた.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマクスウェル‐ヘルツの電磁方程式の言及

【マクスウェルの方程式】より

…電磁気学の基礎方程式。J.C.マクスウェルが,それまでに知られていた,いくつかの電磁現象を四つの簡単な方程式にまとめあげて表現したもので,後にH.ヘルツによって発展させられたのでマクスウェル=ヘルツの電磁方程式とも呼ばれる。これらの方程式は積分形で表現されることもあるが,微分方程式の形で表現されているものを指すのがふつうである。…

※「マクスウェル‐ヘルツの電磁方程式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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