マクスウェル物質(読み)マクスウェルぶっしつ

最新 地学事典 「マクスウェル物質」の解説

マクスウェルぶっしつ
マクスウェル物質

Maxwell substance

ピッチのように短周期の力に対しては弾性体としてふるまい長周期の力に対しては粘性流体的にふるまう物質ばねダッシュポット直列につないだ模型マクスウェルの粘性模型)で,その特性を表せる。急激に加えられた力に対しては,初めはダッシュポットは働かないので,スプリングのみがあるのと同じ(弾性体)であるが,やがてダッシュポットはのびはじめ,変形は一方的に進行する。また,急激にある変形を与えると,初めはダッシュポットは働かないので,ばねは変形を受けるが,やがてダッシュポットはのびはじめ,ばねの変形は徐々に解消される。マントルは短周期の地震波に対しては弾性体と考えられるが,アイソスタシーが成り立つことから考えると,長周期の力に対しては流体的にふるまう。マントルをしばしばマクスウェル物質として扱うのはこのためである。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 金森

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む