マグレブ音楽(読み)マグレブおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マグレブ音楽」の意味・わかりやすい解説

マグレブ音楽
マグレブおんがく

モロッコアルジェリアチュニジアなど北アフリカのアラブ人とベルベル人の音楽。古典音楽はアンダルース音楽,あるいはグラナダ音楽と呼ばれ,アンダルシアから北アフリカへ脱出したイスラム教徒がもたらした音楽で,9世紀前半にバグダードからコルドバに渡って活躍した大音楽家ジルヤーブに始るといわれる。 16世紀初めにオスマン帝国の侵略を受け,トルコ音楽の要素が多少混入し,楽式はナウバと呼ばれる大規模な5部から成るカンタータ風のものを中心に,全曲が同じマカームで通された。楽器は,ウード,クウィートラ,ラバーブ,カマンジャ,カーヌーンなどの弦楽器,タールとダラブッカの太鼓類。民俗楽器としてはグンブリー (長い棹のリュート) ,アムズアド (1弦の胡弓) ,ベンディール (響線付き枠太鼓) などを使用する。なお手拍子マグレブの音楽に共通してみられる重要なリズム要素である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

7月10日は東京・浅草観音(あさくさかんのん)(浅草寺(せんそうじ))の結縁(けちえん)日で四万六千日という。この日に参詣(さんけい)すると4万6000日参詣したのと同じ功徳(くどく)があるといって信...

ほおずき市の用語解説を読む